ネット婚活で知り合った男性が
ホラー系だったらどうしよう。


婚活3回目の面接のお相手は
メッセージのやり取り中から
今後のお付き合いや結婚について
その後の生活についても話もする
飛ばしていく系のマキさん。


すでにメッセージの中で

結婚を前提にお付き合いして下さい

と、言われていることもあるので、
それなりの真剣な気持ちで面接に
挑んだつもりだったのですが・・・。


まさかの出待ちされていた衝撃から
警戒心と恐怖心だけが残って、
臆病風どころではありません。


カフェに移動して運よく奥の席が
空いていたため通していただけて、
改めてマキさんと向き合いました。


穏やかそうに見えなくもない、
それでもどこか近寄りにくいような
かなり年上の人という感じがする
本当に普通のアラフィフの男性。


話し方も落ち着いた声をしていて
上司とか人生の先輩いうよりは、
失礼ながらお父さんのような感覚。
ガムテープ男のような振る舞いを
してしまう父は嫌ですが・・・。


向き合いお互い軽い挨拶を済ませ
注文するために私がメニューに
手を伸ばそうとすると、マキさんは
近くにいた店員さんに声をかけて
もう注文する雰囲気になりました。


いや、ゆっくりメニューみてから
注文することにしようよ!


などと言えるわけもないので、
さっとメニューを開き見ていると
マキさんは「珈琲を」と短く伝え、
店員さんが私の方を見たので
「ココアで・・・」と注文しました。


なんてハイスピードな人なんだろう。
カフェといえばメニューを見て
あれこれ迷いたくなるというのが
女の無駄時間だというのに・・・。


警戒心ともやもや感が程よく混ざり
印象最悪なマキさんなのですが、
そんなこと気にするわけもなく
マキさんは私をじっと見つめ・・・

「どうしてココアにしたの?」

と、なぜかココアにダメ出し。
どうしてって聞かれても・・・
ココアが飲みたいからです!


あぁ、この面接逃げ出したい。
会う前に臆病風で逃げ出したいことは
色々なことでも体験済みでしたが、
会った直後に帰りたくなるとは・・・。


とはいえ、せっかく直接お会いできて
お話できる機会なのだから・・・と、
気持ちを持ち直そうとしていた私に
マキさんは再び飛ばしてきました。


「メッセージで送ったあの件だけど
今の気持ちを教えてくれないかな」

「僕の気持ちは変わらないけど」


・・・ココアを飲んだら秒で帰りたい・・・。