ケイさんとのデートは早歩きでの
移動が必要な以外は特になにも
特筆して書くようなことはなく、
お互いが必要な買い物をすませ
軽い会話しかできなかったです。


貴重な30分ですからね!


向かった先が雑貨店のような店で
買い物をすませて少しの時間
別の売り場をふらふらしながら
商品についてこれ持っているとか
あったら便利!と、いうような
当たり障りない本当に軽い会話。


友達とか同僚とか、なんだったら
その場で知り合った見ず知らずの
おばちゃんともできるような会話。


ケイさんが興味を示したのが
コーヒーメーカーだったとか、
普段お使いになっているお箸が
特徴的だという貴重な情報とか
そういうことがあったといえば
あったのですが本当にそれだけ・・・。


なんて感じればいいのだろう。
これはどういう面接だろう。


近距離に住みながら3ヶ月以上も
会えなかったということは、
つまりはそういうことなんだなと
頭では理解しながら食らいついて
やっと面接にこぎ着けたのに
この不思議なショッピング・・・。


お互いがお互いに興味を持たず
商品にたいして感じたことを
つぶやくような声で言い合う。


しかも、それだけの面接。


婚活を始めるまで異性というのを
同僚や家族でしか知らなくて、
経験値を上げていくためにもと
場数を踏もうとしていた矢先で
なかなか個性的と思える面接に、
私もうまく対応できないままで
30分はあっという間でした。


ただ、1つの発見も。


立ち止まった状況でなければ
緊張しないのではないか?と
思ってしまえるほどスムーズに
私としては話せたのです。


前回の運命を感じた彼と会って
長時間会話に悩みながらも
過ごした経験というものが自分の
嫌なほど人見知りで緊張しいで
ダメな大人から少し成長した証し
なのではないかと感じました。


フェードアウトという扱いを受け
あっさりと幕をおろしてしまい、
悲しい失恋で幕を下ろしましたが
無駄にはしていない・・・かも!


私がそう感じただけで、ケイさんから
どう思われたかは不明ですが・・・。


と、会えるまでの道のりが長く、
面接に向けて若干頑張ってしまって
面接での内容は皆無という中身に
なんだか申し訳ない気持ちですが
本当になにもなかったんです・・・。


別れ際もケイさんはお仕事に向かい
私も職場に所用があったため、
「では・・・」と、歯切れ悪くお別れ。


振り返りもせずに歩みを進めながら
さすがに、私も明確に感じました。


ケイさんとはもうないな。