マニュアル通りの脈なしサインに
心を砕かれそうになりながら、
一方的に追い詰めるほど食い付き
面接にこぎ着けようとしてみた
恋愛初心者の私に一縷の希望が・・・。


水曜日なら大丈夫だという返信に
脈なしマニュアル回答を一瞬忘れ
実際にお会いできるチャンスを
手にできそうなことに浮かれました。


婚活は順調ではまったくないけれど
なにかいい転機になるかも!

変化に繋がるかもしれない!


私はこれを逃してはならないと思い
その水曜日を確保することに。


「水曜日で大丈夫です!」


大丈夫かどうかはこの際どうでもよく
脳内シミュレーションがオンになり
妄想タイムが始まりそうでしたが、
ケイさんからの続けざまに来たラインが
淡い思いも一瞬で消えました・・・。


「20分くらいになると思うけど・・・」


に、20分・・・!?


どんな超過密スケジュールなんでしょう。
もしや有名人的な存在とか??
20分って・・・逆になんて隙間時間。


初めてお会いする場合は長時間よりも
短時間の方がいいということは
さすがの私も学習しましたが、
20分って・・・なにしましょうか?


戸惑いを何往復も巡らせ考えるものの
理解不能な境地にいらっしゃるので、
これは端的ではないけど遠回しに
断られているのかな?と思いました。


ですが、断るならきっぱりと
会えないと言うなり連絡を断つなり
できそうなのにとも思ったり・・・。


20分というと、お茶も難しいですし
立ち話には少々長いと感じます。
そもそも、20分だけ誰かと会う
と、いうのはどんな場面だろう。


渡さなきゃいけないものがあって
ちょっと近くまで来たから!
みたいなシチュエーションだったら
そんなこともあるのかな・・・。


いや、初対面の人と20分・・・。


思い悩むのは癖なので仕方もなく
返信をするまで迷いもしましたが、
これも婚活の中でしか体験できない
貴重なことかもしれないと思い
20分の面接を承諾しました。


20分だけとはいえ、2ヶ月以上に渡り
ラインだけをやり取りしてきたため
実際にお会いできるかもということは
すごく楽しみでもありました。


まぁ、そもそも脈なしなんだし。
人生経験の1つにはなるかも。


1回目でフェードアウトされたし、
今回もいい縁にならなくても
この際は会う練習だと思おう・・・。


なるべく傷を浅くするために
バッドエンドを想像したりしつつ
水曜日の決戦に備えてメンテナンス。


当日には気持ちを上げるためにも
明るい色の服を着たりしながら
心を踊らせていたのですが、
そんな私にまたもケイさんから
痛烈な一言がおそうのでした・・・。


「ごめん。どうしても無理になった」