ゆっくりと歩きながらその日の
様々なことが浮かんできてしまい
わけもなく涙が止まりません。


お互い微妙な空気になってしまって
距離感が縮まらないままの状況で、
こんな終わり方をしてしまった・・・。


そもそもなんで、解散したい時に
言い出せなかったのかな。


初めてのデートだから肝心の
引き時がわからなかったから?
それもあるけど、そうじゃない。


私は帰ることを伝えることで
彼とのことが完全に終わることを
とても怖くて言い出すことができず
長引かせてしまいました・・・。


前日は彼とどうなりたいかなど
考えていたつもりでしたが、
私の中ではきっと会う前からずっと
直接会うことで彼と距離を縮め、
交際まで発展させられればと
どこかで願っていたのです。


交際経験のないお花畑な脳内で
お嫁に行けたら・・・などと妄想し、
一人で浮かれては沈むを繰り返し・・・。


それに、彼と連絡を取り始めてから
これまで味わったことのない色々な
感情に出会うことができました。


だから、なにも進展しないままに
このままで全てのことが終わって
また一から婚活を開始する
振り出しに戻ることが恐怖でした。


悪あがきをして進展を望んだ結果、
思わず飛躍してしまったために
余計に険悪な雰囲気になって
最悪な形で解散になって・・・。


後悔と反省とごちゃまぜになり
短い距離で泣くだけ泣いた私は
少しだけ心を落ち着かせると、
いつまでも帰らないわけにいかず
なぜかコンビニで買ってしまった
普段は買わない炭酸飲料を飲み、
必要以上にスカッとなってから
家に帰ることにしました。


彼には今日のお礼を伝えるために
単文ながらメールを送信しましたが
帰り着くまでに返信はいただけず、
スマホをオフにして鞄に入れ帰宅。


あまりに連日帰宅が遅くなったので
家族からきつい言葉を言われ、
人生で初めて「でていけ」なんていう
驚くようなことを言われましたが、
その時の私はなにも言い返さずに
横をすり抜けそのまま部屋に直行。


ふとした瞬間に目頭があつくなり
泣いてしまいそうでしたが、
この日まで眠れないままでは
明日の仕事に響いてしまう!と、
我に返ることができました。


冷静に考えることができたので、
着替えを用意してシャワーを浴び
義務的な感覚で体を動かしながら
その日の出来事を振り返らぬよう
目の前のことにただただ意識を集中。


泣いたら明日の目がやばくなる・・・。

なにかあったのがすぐわかる。

まだ残っている炭酸飲料を飲もう!


あれこれと自分に言い聞かせて、
ひどく怒っていた家族に対しては
やはりなにも言えず部屋に戻ると
炭酸飲料をいっきの飲み干して
そのままベッドに横たわると
押し寄せてきた睡魔に身を任せ
ぐったりと眠りに落ちました。