人生で初めての合コンだというのに
罵詈雑言をあびせられてしまい、
言い返すモードがオンになりました。



思いもしていなかったであろう
私からの一言に驚いた高野さん。


国試、国試、とうるさいこの方が
どのような職種の方なのか、
伝わっているかもしれませんが
あえてそこには触れません。


あえて触れませんが、この存在すら
私を不快にさせている高野さんが、
国家資格を持っていない相手など
会話が通じる相手でないと言うなら
対等な立場に立とうではないですか。



「は?嘘でしょ?」


『嘘をつく必要性がありません』


「本屋なのに?国家資格?
ぜってー嘘くせーじゃん」


『嘘ではありません』

『仕事とは関係ない資格ですが』


「仕事と関係ないのにとんの?」

「バカなんじゃね?」


『資格を持っていてもバカですか?』

『先ほどおっしゃいましたよね?
国家試験を受けたことがないと
常識的な会話ができないと・・・』


「そういうのじゃないだろー」


『では、どういったことですか?』

『高野さんがお持ちの資格のみが
素晴らしく優れた資格だと?』

『資格さえあれば対等な立場で
お話できるという意味での発言だと
私は受け取ったのですが違いますか?』

『同じ資格でなければ高野さんは
見下すしかできないのでしょうか?』



このときは完全に怒りの頂点でした。
『もう言われるままではいられない』
怒りの導火線に火をともされたことで
冷静な顔をキープすることを忘れずに
一気に質問をしてしまいました。



『私は仕事と無関係の資格を
自分の意思で勉強して取得しました』

『その資格をもっていても、
社会貢献できているとはいえません』

『それに頭もよくないですし・・・』

『ですが、高野さんに頭ごなしに
バカにされなくてはならない理由は
私のどこにもないと思っています』


「バカにってさー」


『それと、国家資格の有無だとか
仕事の内容云々のみで見下しても
いいということはないと思います』

『見下されたくもありません』



初めての合コンで人見知りモードと
何事もなく無事に終えたいことから
穏やかに過ごしていた人間が、
まさかの事態に怒りを押さえられず
反撃するとは思ってもみなかった
ナナさんたちも唖然としています。


荒波などたてず、浮かないように
無事に終えたい初・合コンでしたが、
ものすごく荒波をたてていました。


ですが、反省などしていません。
こういう男は相手にしない。
受け流せばいいとわかっていても、
私のみならず仕事まで否定されて
黙っている必要などないのです。