人生初めての合コンだというのに
耳まで真っ赤にして怒鳴られるとは
夢にも思ってもみませんでした・・・。


他のからあげとどこも変わらない、
「自分があとからこれ食べる」と
宣言していたわけでもない。
そんなからあげ1つをとっただけで
人間性まで全否定されることとなり
私も怒りの導火線に火が・・・。


いえ、理不尽な怒りボルテージを上げ
一方的に攻撃されたからといって、
冷静さを欠いて反論するというのは
同じことをするということなのだ。


なんとか怒りを封じ込める私を、
隣のミホさんは気遣ってくれました。
ナナさんや林さん鈴木さんたちも
高野さんを止めに入ってくれました。


ですが、酔いなのかなんなのか不明な
高野さんの怒りが収まることはなく。
からあげを取られたことに対してより
私が今現在、目の前に存在していることに
だんだん怒りは移っていってしまい・・・。


「なんで今日は来てんの?」

「空気読めないわけ?」


から、始まりなぜか職業のことに。


「書店員だったっけ?」

「就職に必要ななんか資格とかある?」

「俺らはね国試がいるわけよ」

「国試わかる?国家試験ね」

「頭の出来が違うわけよ」

「超頭がいいわけ」


など、専門職に就いていることがいかほど
優れているかということへと移り・・・。


「本眺めて、ちゃちゃっとレジ打って」

「価値がある職業なわけ?」

「書店員とか笑えるんだけど」


と、最終的には書店員という職業を
否定されるという展開になりました。
ナンとかという普段耳にはしない
専門用語をいくつか上げてみては
わからないことをケラケラ笑って
「バカ」を繰り返していました。


この間も4人さんは止めに入ったり
高野さんに怒ってくれていましたが、
まったく聞く耳などありません。
私はというと激おこモードへ突入。


人生そこそこ長かったのですが、
こんなに苛立ちを覚える相手など
滅多に出会えないでしょう。



いくら恋愛経験が乏しいからといって
自分のこれまでを全否定されて、
私のせいで書店員という仕事まで
この人の中では見下されてしまい
このまま黙り込めませんでした。


この人にわかってもらおうなどとは
まったく微塵も思ってはいません。


この不快にしかさせない男を
ただただ黙らせてやりたい!!