私はタイトルの通りに書店員です。
子供の頃から本を愛してやまず
本に埋もれ本に囲まれた生活を
夢に夢見て目指してきた職業が
本屋さんの店員さん。


そう、書店員なんです。


そのことを話しただけなのに、
これほど一身に視線を受けることに
なるとは思ってもみませんでした。



「え!本屋!?」

「本屋って、それって本当に?」

「どういう仕事なの?」

「それって正社員?バイト?」


矢継ぎ早な質問攻めをされて
そんな特殊な職業だとは思わず、
日々人並みに食べていけるよう
働いている私は戸惑いました。


確かに婚活をしていると出会った
男性から質問されることはあっても、
身を乗り出されたことはないです。


ちな鈴木さんは素敵なお顔を崩して
別世界のなにかを見たみたいな顔を
されていらっしゃいましたし、
チワワ林さんは飲み物を持つ手が
ぴたりと止まっています。


ミホさんナナさんに関しても
そんなの知らなかった!という
驚きの表情をされてしまい、
ヨッシーが全くなにも話していない
事実を目の当たりにもしました。


ヨッシー・・・頼むよ。



「本屋って本読むことも仕事?」


いえ、本を読むことが好きな人は
とても多いですが仕事ではないです。


「やっぱり本については詳しいの?」


詳しくあろうとは思いますが、
専門書などになると難しいです。


「レジ以外ってすることあるの?」


在庫調整などもありますし、
新刊の発行などの際は陳列など
本も目まぐるしく動いています。


「オタクっぽい人とか多い?」


どちらかというと大人しい感じの
人は多いかもしれませんが、
オタクと言えるかは不明です。


「好きな作者とかいる?本は?」


・・・小説などが好きです。



サイコパスホラーが好きだと
ヨッシーが居たらバレてしまい
場の空気が止まっていたかも・・・
と、思った一瞬でありましたが
なんとか切り抜けられました。


珍しい物を見た感じの雰囲気になり
一身に視線を受け質問も受け付けて
受け答えさせていただきましたが、
書店員はそんな珍しいものなのかと
私の中で疑問が大きくなります。


そんなに珍しい職種でもないのに・・・
まさか、ぺーパーレス化推進派で、
みなさんかなりの電子書籍派?