その後もいくつかの場所を巡り、
距離を縮めようと頑張りましたが
最初のカフェでの出来事がずっと
頭の中を支配していたこともあり
モヤモヤが大きくなるばかり・・・。


話していて魅力を感じないだとか
面白くないという問題以前に、
もう無理だろうという感情です。


これまでも色々なことがあったり
拒否反応もあったりしましたが、
こればかりは笑い話にしようにも
私のボキャブラリーでは無理です。


育ってきた環境の違い的なことは
どんなカップルにも存在していて
乗り越えることかもしれませんが、
マキさんは自身の殻の中にいて
さらに苦労伝説のようなものに
高いプライドをお持ちのようで
お互い歩み寄りも難しそう・・・。


私が普通のように思い描いた
理想の家庭像をリアルじゃない
と、否定されてしまった今では
結婚とかお付き合いだとかを
想像することもできません。


結婚に憧れはありだからこそ
婚活を続けているのですが、
今回は諦めなくてはいけません。


結婚できるかもしれないとか、
今後チャンスがないかもとか、
そういうネガティブな考えから
捨てきれずにいた思いでしたが
私がはっきりしないと・・・。


この決断は面と向かって話すべき
ことなのだろうと思った私は、
マキさんにお茶をしたいと伝え
近くにあったお店に入りました。


時間帯が夕方ということもあり
そんなに混雑もしてなさそうで、
店内も落ち着いた雰囲気なので
真面目に返事を伝えるには
適しているような気がしました。


ここを逃したら伝えられないまま
帰ることになってしまう危険が。


それに、面接開始直後の段階で
ホテルも近くを予約したと話した
マキさんがあわよくば的な考えを
諦めずに持っていたりしたら・・・。
はっきり伝えなければ本当に
身の危険を感じるかも・・・。


マキさんはコーヒーを注文して
私は紅茶を注文することに。
「ココアじゃないんだ」と言われ
少し場が和んだ気がしましたが、
すぐに沈黙がおとずれました。