マキさんには平和ボケしていると
言われてしまいましたが、
これには考えさせられました。


確かに両親や祖母、兄や姉が居て
末っ子として自由すぎるままに
過ごすことが出来ている私は、
マキさんが思うような平和ボケして
いるように見えるかもしれません。


ですが、大事な話をしてくれた人の
気持ちがくみ取れないほど想像力の
欠落した人間ではありません。


苦労の大小を出して比べて競うのは
間違っていると私は思いますし、
自分が苦労をしたから同じような
苦労をしていない相手には理解
できるはずがないという考えも
なんだか違うような気が・・・。


マキさんは言葉にそんな意図を
含んでいないのかもしれませんが、
言われてしまった私の方はというと
グサッと突き刺さった一言で、
すっかり落ち込みました。


美味しいはずのパンケーキも
私に愛想をつかしてしまって、
シロップやバターをふくんだ
かたまりのようになってしまい
私のテンションは更に下がり・・・。


マキさんのご機嫌を損ねてしまい
2つのデザートを黙々と食べて、
視線すら合わせてくれません。


お昼の時間を過ぎたこともあり
店内は少し落ち着いていましたが
それでも少々長居になっていました。
周囲よりも年齢層がかなり上で、
深刻な話をしている雰囲気の
私たちのテーブルはきっとかなり
異様なものだったと思います。


周囲からの視線を感じる気がして
一刻も早くお店から出たくなり、
黙々とパンケーキを食べていると
デザートを食べ終えたマキさんは
やっと口を開いてくれて・・・。


「美味しかった?」

「結婚してこっちにきたら
いつでも一緒に行けるよね」


と、このタイミングでそれ?的な
ガムテープ男系な発言でした。


よくわからなすぎます。
私はグロッキー中だという時に
ダメ押しのようなものなのか、
意識さえされていないのか・・・。


返事に困るものでしたがとりあえず
長居しすぎてしまったお店を出て、
少し移動することにしました。


まさか最初のお店からこんな風に
なるとは思っていなかったので、
テンション低いままでもいられず
頑張ろうとはしてみたものの
うまくはいきませんでした。